2008年12月12日金曜日

山本一郎「情報革命バブルの崩壊」

最近、なにかと「経済」が騒がしい。ニュースでは連日、「不景気」や「経済危機」といった単語が飛び交う。どうやら、世界的な不況らしい。

このような不況の中、ネットビジネス、特に、Web サービスの収益化というものが、今後どうなっていくのか。本書はちょうど、そうした興味をもっていた時期に出版された本であり、まさに絶好のタイミングだったといえる。新書というボリュームも手伝い、サクサクと読み終えてしまった。

第五章のネット無料文化の話は、個人的にも考えさせられる内容だ。日本でも、多くの Web サービスが無料で提供されているが、ネット広告に先が見えない以上、このような状況がそのままつづくわけがない。来年からは、大きな方針転換、規模の縮小、あるいは撤退を余儀なくされるサービスが増えていくだろう。

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